今日は以前にも登場したインドネシアの彼との話です。

「日本のお箸は難しい」って、彼は使えないのではなくて、最初から最後まで、お箸で食事をするのが難しいと感じているのです。
それは主に日本の文化の特徴です。
他の国ではレンゲとかスプーンが併用だったりしますね。
でも、現代の日本人よりも、日本の文化に真剣に向き合っている様な気がします。

さて、食事の前にセットするお箸の向きは?
横向きにセットするのが日本の習慣ですよね。
縦に置く国もあります。
隣国などもそうですね。
箸の置き方ひとつでも、出自が分かったりもしますよ。
意外と盲点なの。
日本の食事マナーとして、箸を置くにしても箸先を相手には向けることはしていけないと教えられた筈です。
いや、もしかしたら今の教育が微妙なので教わってないのかな?
例え左利きであれ、箸先は左向きですよ。
それは神道のところでも話をしました、左上位だからでしょう。
口に触れる箸先でもあり、左は東を意味し、改めて説明する必要もない太陽が登る方角ですね。
神社が南向きなら、当然、左手は東の方角でしょ♪
更には尖ったところに神様は降りて来ると言われます。
飲食店などの箸袋を見てもらえば、左を箸先にして、お店の屋号とか正方向に見える様に印刷してありますよね。
何となく右利き用に考慮された訳ではありませんよ。
時に縦書きで「おてもと」なんてのもありますけど、それまでのお店なんだなと私は思っていますし、それなら無地にしときなって思ったりもします。
無頓着って言うやつでしょうかね?
無頓着と言えば、以前、母親が外食の際、楽しくて話に熱中になっていて、偶々の事ですけど、箸で方向を指した時に「いい歳して行儀が悪い!そんなに話をしたいなら箸を置け!」って注意したくらい、日本のマナーでは箸先を人に向けたりしてはいけません。
自宅ならまだしも、いい歳した者ならば人に手本を示すくらいであってもらわないとさ。
それも息子に注意されていてはねwww
日本の文化を理解した上でならば、日常の生活には多少緩さがあっても良いでしょうけど、往々にして、それが一時が万事とも言われますのでね、ラフさも程々に注意した方が良いかと思いますね。
躾がなっていないと恥をかきません様に。
さて、横向きに置いた箸には意味するところ、真意があって、それは「結界」とされます。
なので、日々、食事を頂戴出来ることに、「いただきます」と感謝の意を口に出して添えるのです。
見えない力によって私達の生活が成り立ってることを認識し、手を合わせて感謝です。
神仏のお話も同じですよね。

勿論、食事が済んだならば、手を合わせて「ごちそうさま」です。
それが一人暮らしであったとしても、インスタント、レトルト、カップ麺だったとしても、勝手に湧いて出来た訳でも無いですよね。

闇雲に何となく横向きに箸を置くわけではないと言うことを知りましょう。
何かと小煩いでしょうけど、私は格好良い日本人がひとりでも沢山増えて欲しいと思うだけのことなのですよ♪