あっ!丁度良いところに加藤さん♪

神道とモノ作りと趣味の辛口コンシェルジュ

ポトス 夜の点検

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写真はポトス・ゴールデンなのですが、明らかに右と左の葉色が違いますよね。

 

水やりを少々忘れても大丈夫なくらい、滅多な事では傷まない初心者向の品種なのでが、よ~く見ていると、水切れでしなだれたり、水のやり過ぎによる根腐れとは明らかに違う変化のものが出て来たら要注意です!

 

ハリがあって元気そうなんだけど、黄色っぽくなった葉の茎を摘んで軽く揺すってみると、簡単に剥離してしまうものが出て来るんですよ。

 

あぁ〜、やっぱりね。😮‍💨

土が少し被ったくらいところでコナカイガラムシにやられてました。

ポトス以外でも葉色が部分的に黄色っぽくなる様でしたら要注意ですね。

 

対処方法は、虫のついた葉や茎を除去します。

虫害で傷んでいればポトスは引っぱっただけで抜けて来ます。

発生していた部分の鉢土を少し避けて点検と殺虫剤を部分的に噴霧。

状況によっては発生したところより、根側で剪定します。

殺虫剤が乾燥したら、土を元に戻して終了です。

 

コナカイガラムシ対策で、表層では見かけなくなったのですが、こうやって隠れているんですね。

姫モンステラ、ポトス緊急オペ

暴れ過ぎて、自分で茎を骨折させてしてしまった姫モンステラ。😳

何か先端の葉色がイマイチと思っていたら、途中で裂けるように折れていました。

こんな事あるんですねぇ〜。

上下の気根がヘゴに絡んでいたので、茎の中間にストレスがかかった様です。
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冬の間に徒長してしまって暴れたままで、本格的に春が来るのを待っていたのですが、こうなったら緊急オペ決行です。🚑
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変に徒長したところと、骨折部分、成長点がある葉のある部分を切り分けます。

葉は色も悪く傷んでいるので切り落とします。


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そして水苔の準備。しっかり水分を吸収させて絞った後に均します。

 

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白い点が成長点です。

水苔のベッドに置いて発根を待ちます。

何節か用意しましたけど、不明瞭な成長点の物もあるので、全て発芽発根する訳では無いと思います。


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そして、先端の若芽は水差しで発根を待つ事とします。

根伏せと水差しのどちらが早く発根するでしょうね?

モンステラって、何処か手を入れると、一旦、動きを止めるので、毎回ドキドキです。

 

更に、その他の鉢を点検すると、今度は、ポトスの5号ロング鉢にクラックが入っているのを発見。😱

こちらも緊急対応で鉢交換。f:id:wisteriaplus622:20240227073009j:image

ポトスの根張りでプラ鉢を割るって聞いたこと無いんですけどねぇ〜。

そんな雑に扱った記憶も無いし…

他の植物では時折、根が張り過ぎて割ってしまうと聞く事はありますけども…

ただ季節的に鉢を触るのは早いと思うのですが、状況的に仕方ないですよね。

割れたのは縦型ロングでしたが、今回は横長のプランタータイプを使用。

縦に伸ばした物を横にするのも面倒ですが、あまり触ってると株が弱ってしまうので、土替えも含めて、軽く仕立てして、活着したら改めて全体のバランス取ろうと思います。

 

あぁ〜、目がかゆいし、くしゃみが止まらない。😭

突飛なやつ 急成長ザミオクルカス

赤茶色のやつが新芽なのですが…
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おぉ〜、順調だねぇ〜なんて言っていると、一晩で、びょいーーんと伸びてしまう突飛なやつなんです。

写真が悪いのはご勘弁願います。

 

いよいよ伸びて来たねぇ〜♪
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まだまだ、先輩達に埋もれています。🤔

 

一日経過すると…
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明らかに急成長、存在感も明確に頭角を現して来ました。😳

 

更に一日。f:id:wisteriaplus622:20240225081246j:image

写真の角度が悪いですけど、追越し始めましたよ。✨

 

気付いた方もおられると思いますが、我が家のザミオクルカスはレイブンなのですが、新芽は赤茶色、若芽は明るい緑色。そして成長すると黒く色を変えるんですよ。

 

随分、入手しやすくなったと思いますが、お店ではあまり見かけないので、興味のある方は見つけたら即買いかも?

コナカイガラムシが撲滅出来ない訳

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コナカイガラムシを一匹でも見つけたら、徹底的に駆除と申して来ましたが、徹底駆除と言っても、やはり極稀に出て来ます。

昨年、大量被害にあって以降、原因究明や対処に血眼になったもので、殺虫材のレビューやら資料などを参考にあれこれやって来たところ、葉や茎の様子から隠れているだろう場所の特定まで出来る様になりました。😅

 

ポトスの場合、茎の別れている場所や古く黒ずんだ茎皮に隠れていて、水切れし始めたタイミングで葉色を変える茎には、少量であろうがコナカイガラムシが隠れている事が圧倒的に多かったです。また、鉢土から上は何とも無いのに、土を少し除いたらそこに居た事もありました。

 

「この殺虫剤では駆除出来ない」とマイナスレビューの書かれていた製品もありましたけど、虫が隠れたところへ届いていなければ、どんな製品でも、きっと効果は無いですよね。

 

私の対処方法のまとめです。

室内ではコナカイガラムシが舞い上がって戻って来るので出来れば屋外作業が良いです。ただ、他のお宅に迷惑になるといけないので、雨の日とかを選んで作業するとか、どうしても室内しか作業スペースが無ければ、お風呂で一度、水を撒いてから作業とか良いかもしれませんね。

衣類は作業が終わったら着替えましょう。

 

①茎の分岐しているところを重点的に点検する。乾燥した状態で葉とか茎に光ったシミの様な物があったら、コナカイガラムシの排泄物の可能性あり。白い粉や綿状のものは100%アウトと思って除去します。

ブラシを推奨する記事も見ましたが、他の場所に移してしまう可能性があるので、濡らしたブラシが良いと思います。

②茎に残る黒ずんだ古皮類は極力除去します。

③鉢土上にある枯れた枝葉や気根のクズなども全て除去します。

④電動式エアダスターで、虫らしきものは全て飛ばします。缶スプレー式は部分的に冷たくなり植物を痛めますので使用しない。電動式エアダスターは風力がコントロール出来ると、鉢土表層の虫も飛ばせます。

⑤電動噴霧器で水洗い。多少圧力が必要です。

⑥虫の付着量によっては、迷わず剪定もしくは摘芯したほうが、後々大事にならないかもしれません。

⑦発生していたところにピンポイントで殺虫材を噴霧する。状況応じ全体にも噴霧します。植物に安全な農薬と記載してあっても、噴霧によって株が弱らせてしまった経験もあります。

⑧新しい株をお迎えする時は、すぐに一緒にしない。株の状態次第ですが、一緒にする前に農薬を噴霧しても良いです。自然界の物なので、生産者から園芸店の間の何処かで付いてしまう事は避けられません。

故に管理の悪い店での購入は避けましょう。分かって来ると株に鼻を近づけると臭いで分かる様になりますよ。👃

私の利用するお店のスタッフさんが言うには「カブト虫の臭いがする」私が想像するに、コナカイガラムシのベタベタした排泄物の臭いだと思います。初期にはあまり臭わないので、あくまでも目視点検が基本になりますね。👀

 

ここまでやっても、外出した際に身体につけて帰って来る事もあります。

5〜8月がコナカイガラムシの活動が活発になる時期ですので、春のうちに対策を検討しておく必要があると思います。🌱

いよいよ目覚めの時か?

名古屋地方は、日中15度を超える日があったり、明日から空模様は下り坂ではありますけど、最高気温20度とか最低気温も10度越えの予報で、人間の方も鼻がムズムズし始めているところ。

寒の戻りもあるので、しばらくは寒暖差に注意ですけども、植物達にも変化が出始めました。

暖冬でしたし、少し動きが早い気もしますが、今年始めのお食事を与えようと思います。


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観葉植物などは室内なので室温も安定している事から完全に休眠はしないため、年末から3ヶ月間は脱肥料で無駄な体力消費しない様に、お食事のお休みをして頂いておりました事もあって、1回目は薄めの肥料です。朝粥みたいな感じですかね?

 

今シーズンも残念ながら冬越え出来なかった鉢もありますが、昨年、冬場に元気になり過ぎて、成長シーズン突入直後に息絶えてしまったドラセナの様にならない様に注意して来ましたので、今年はその成果を確認するシーズンとなりそうです。

 

我が家は斑入りの観葉が多いのですが、昨年与えていた肥料の窒素分が影響したのか、白斑が青っぽくなった経験と、肥料メーカーさんの知人がオススメする微粉肥料を、いよいよ投入します。

緑の濃い単色系の植物は、従来通りの液肥や置き肥で再開です。

 

あと昨年の冬と違うところは、この冬は弱ったところに必要以上に手当をしなかった事。

新しい季節に向けて、植物がコントロールしているのを過保護に手助けや邪魔しない。

代謝なのですから、葉が色を変えようが、葉を落とそうが、自然の摂理には極力逆らわないスタンスでやって来ましたので、正解である事を願っています。

何となく、組織や人材育成に通ずるものがありますね。

【ポトス研究室】マーブルクイーン日陰での育成実験とハイドロボール活用実験

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こちらのポトスは耐陰性がどれくらい強いのか、約3ヶ月間、ほぼ日陰で水挿し管理をしてきたもの。時期的に肥料は入れていません。

ゴールデン、マーブルクイーン、パーフェクトグリーンが混ざっていますが、やっぱり全般的に強い植物ですね。

水差しは成長がかなり遅いですけど、3ヶ月の間に枯れた葉は殆ど無く、水挿し、日陰、肥料なし、かなり悪条件なのに生命力の強さを証明してくれています。

ただ、白斑のマーブルクイーンなどは、斑が黄緑色か緑色へ変色し、マーブルクイーンとは思えない姿です。

白斑に拘る為に管理の難しいマーブルクイーンですが、白く無くても良いのなら、意外と日陰で葉緑体が増えてしまえば強く育つ事も分かりました。

日の当たらない玄関とか洗面所、トイレなどでも白斑に拘らなければ生育可能な植物と言う事になりますね。


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次は定植が難しいマーブルクイーンをハイドロボールと育苗ポットで育ててみようと、水挿しで発根確認したものから移植実験開始。

時期が悪いかもしれませんが、ハイドロカルチャーと水挿しと土植えの合せ技みたいな方法でテストを開始します。

ハイドロカルチャーと違う点は底に水を溜めない事。

ハイドロボールに含んだ水分&肥料だけなので、水が切れるタイミングが早くて分かりやすい。根腐れしやすいマーブルクイーンには都合が良いのでは無いか?

ハイドロカルチャーや水差しでは、外気温&室温によっては根が冷え込むのではないか?

かと言って観葉の土では、養分や雑菌で簡単に傷んでしまうマーブルクイーンには定植環境として良く無いかもとの当方の考察です。

 

過去、ポトスの他品種にて赤玉土オンリーの環境にした結果、大きくは育ちませんが定植に成功しています。観葉の土の種類や質によっては、残念ながら弱ってしまう事も何度かありました。

ただ、硬質赤玉土を使っていても、赤玉土が崩れて粉状の土が受皿に落ちてきますので、意外と室内汚れるんですよ。

硬質赤玉土が焼結さているならば、粘土を焼結させているハイドロボールでも同様の使い方が出来るだろうと…。

 

マーブルクイーンは、過去、色々とtry and errorでやらかしているので、ハイドロボールオンリーの環境が適合するのか否か…

手持ちが少ないと怖くてやれませんけど、今となっては実験素材がいっぱい増えましたので、色々とお試しすることが可能になりました。

また、実験結果はあらためて。

摘芯作業🌱

何か摘出手術でもしたような…🤣

農業や園芸をする方ならご存知ですよね。f:id:wisteriaplus622:20240204191031j:image

ちょっと早いかなとも思ったのですが、冬土用も明けましたし、朝から温かったので摘芯(てきしん)を行いました。

 

先端の葉を摘んで、下の葉や花、実などを綺麗に成長させる為の作業ですね。

剪定と言うほどでもありませんが、他にも冬の間に傷んでしまった枝葉を軽く落として、そろそろ目覚めてくる植物が寝ぼけている間にオペって感じですね。

昨年はコナカイガラムシにやられて、生育のバランスがおかしくなってるし、ポトスは薬剤で対策しても、茎の先端に逃げていたり、卵産み付けられたりしてるので要注意。

コナカイガラムシ駆除の意味合いでも摘芯です。

 

春先にはバッサリ強剪定しないといけない株の当りもつけて、本日は終了です。

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落とした枝葉から、発根は期待出来なくとも、ちょっとしたインテリアに使える物がありますので、水挿しで楽しみましょう。👍