あっ!丁度良いところに加藤さん♪

神道とモノ作りと趣味の辛口コンシェルジュ

仏の道はよく分かりませぬ。

昨日、東別院にて亡父の25回忌法要を終わらせて来ました。

 

講話も伺いましたが、どうもしっくり来ないのです。

あまり、色々と書くと問題になりますので、ここは伏せておくのが正解かと思います。

 

僧の方より「名古屋は浄土真宗大谷派の方が多い…云々」とありましたが、そこには信長、秀吉、家康による東西本願寺の分裂の歴史とかあって「名古屋教区」って、大谷派主導の時代背景が名古屋にはあったと私は認識しているんです。

 

なので名古屋には大谷派の私学校も、そこそこありますよ。

浄土真宗の学校と知らず受験した人もいますしね。

 

浄土真宗を正しく学んだ訳ではありませんので、戯言だと宗教批判とは受け取らないで頂きたいのですが、今でこそ無くなったと言われてますけど、修学旅行等で大谷派の方々は京都東本願寺は行っても、西本願寺には行かないと聞いていました。

そう言うところが、昔から好きでは無かったのです。

 

浄土真宗の開祖は、皆さんご存知の通り「親鸞聖人」ですよね。

そして「お東さん」「お西さん」その他にも八派あって、浄土真宗十派って、超ややこしい。親鸞の教えは同じはずでは無いのでしょうか?仏の道なのに派閥ですよ。

受付の際もお世話になったお寺さんを伝えた時の反応、「代々、親戚一同こちらの納骨させて頂いています。」と伝えた時の反応を私は見逃しませんでした。

 

先祖は浄土真宗のお寺さんにお世話になっているのですが、現代においては葬祭があった時くらいにしかお寺さんと接点が無いので、ご先祖様の仏壇を見れば浄土真宗とは分かるものの、一体何派なんだろう?って悩みました。かなり悩みましたよ。

祖父、父の住まいだった近隣のお世話になったお寺さんは、高田派の名乗っています。

高田派の総本山は三重県の津市です。

しかし、葬儀や納骨などを見ると大谷派ではないのか?だから結果として東別院。

更に紋を見ると本願寺派?まぁ、紋も信憑性に欠けると言えばそれまでのこと。

流派ごとの行き来があるのだから、そうなっているのかもしれませんけど、それこそ先の東西の分裂とかがあるので、正直、どうしてその様なことになったのか訳が分からないのです。

 

何かね、私個人の印象として、政党の〇〇党〇〇会派とか、利権が絡んだ様な話に思えてしまうのですよ。

なので、私はお寺よりも神社に足を運ぶことが多いのです。

 

そりゃ、神道とて学ぶと色々ありますよ。争い事もありました。

ただ、八百万の神って信心するものが個々に違っても、それを受容する姿勢があるんです。

故に、これと言った教えも存在せず、自分自身がしっかりとした考えを持っていなければいけないので一般的には難しいのかも知れません。

時に右だの左だのって言われる事もありますが、それは無知と言うもの。

私は、どこまで言っても、自分の生き方は自分の中に芯が通っていないといけないと思うのです。

 

不道徳極まりないと言われるでしょうけど、僧の袈裟が権力やお金に見えてしまう一日でした。

何か清々しさと言うものを終始感じることもなく、重々しい空気感や他の参拝者の邪気に当てられて疲れ果ててしまい、帰宅して食事もせずに寝てしまいました。

それこそ無知と言われても仕方がないですが、仏の道って難しいですね。