あっ!丁度良いところに加藤さん♪

神道とモノ作りと趣味の辛口コンシェルジュ

パキラ生育記

絵:いらすとや

元々、一鉢に二株、仲良く植わっていたパキラを鉢分けして半年。

高さを出したかったので、徒長気味に育ててはおりますが、随分大きくなりました。冬越えの準備をしないと…😅


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朝の水やりで、面白い形状の葉を発見🌱

パキラを育てていれば、そんなに珍しい事では無いかも知れません。

手のひらを広げた様な先の尖った葉が特徴なのですが、時折、尖った葉の隙間に小さく成長が止まった丸い葉を見かける事があります。

きっと、この写真の葉は尖った葉に成長する過程なんでしょうね。


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しかし、新芽が丸い葉をつけて出てくるかと言えば、そうではありません。

尖っているんですよ。

 

では、何故、丸い葉を見かけるのかと考えると…🤔
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こちらの写真は、実生株のパキラ。

実生とは種から発芽したものです。

よくお店で見かけるパキラは、殆が挿し木です。

皆さんが想像するパキラは、太く茶色い幹から緑色の枝葉を伸ばしている姿のものだと思います。

 

時折、実生風の株を見かけますが、見分ける方法が有って、それは根から一番目の葉🌱

 

実生は、ここの葉が幹からニ枚一組で丸い葉を付けます。次々と新芽を付けて生育しても、枝を伸ばさず、落葉まで丸い葉を維持しています。

きっと、遺伝子に何か丸い葉の理由があるのでしょうが、残念ながら調べても私には分かりません。🤯

 

別に挿し木だろうと、実生だろうと関係無いじゃん!って思う方。

 

実はパキラって、花を咲かすのです🌱

 

それも挿し木では、なかなか咲く事が無いのですが、実生では、その確率が高くなるので、パキラ好きの方が実生に拘る理由があるのです。

 

悪い事に、初心者を狙って、枝を天挿しして、小さな鉢でそれっぽく売ってる物を見掛けます。😒

絶対、挿し木が花をつけないとも言い切れませんし、年単位の話なので忘れてしまうだろうと、ちょっと「この生産者さん、どうなんだろう?」って考えてしまいますが、コロナ禍下、バカ売れした観葉植物ですし、実生は種からなので、需要に追いつかない事から、苦肉の策って事かも知れません。

良心的な生産者さん、販売店では実生を、ちゃんと表記してあります。🤗

挿し木が悪い訳では無いですよ。面白い樹形が楽しめます。

数年後、花をつけたパキラが見れるか見れないかは、貴方次第と言うところでしょうか。🌱