氷上山と称される丘陵上（現名古屋市緑区大高）に鎮座し、熱田神宮の創祀以前に天叢雲剣/草薙剣が奉斎されていた地とされる氷上姉子神社。
地元では「お氷上さん（ひがみ）」と呼ばれています。
熱田神宮の摂社であり、熱田神宮に奉納するお米を収穫する田んぼが北方に接してあります。
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明日、「大高斎田抜穂祭」が執り行なわれますが、都合がつかない為、一日早くお参りをしてまいりました。
日本武尊命が東征の途中で尾張国愛智郡氷上邑にある建稲種命の館に寄り、建稲種命の妹の宮簀媛を知って契りを結びました。
出会いの地ですね😍
建稲種命は日本武尊命の東征に従い、日本武尊命とは別の道を行きましたが帰途で亡くなったため、それを知った日本武尊命は宮簀媛の元へ急いで向かい、そこにしばらく留まった後、神剣を宮簀媛のもとに置いて大和へと出発しましたが、伊吹山で戦いに破れ、ついに伊勢国能褒野（亀山）で亡くなりました。
宮簀媛はその後も神剣を守っていたのですが、年老いたため祠に祀ることとし、占地して社地を定め、熱田社と名付けた事が熱田神宮の創祀、起源と言われています。
熱田神宮はこの剣を依代、御霊代とした天照大御神が祀られいるのです。
つまり白鳥伝説ですね。🪽
又、熱田神宮に祀られた剣は天叢雲剣（出雲）とも草薙剣（駿河）とも呼ばれ、素戔嗚命が出雲で八岐大蛇を退治し、その尾から現れた剣であり、後に高天原にて天照大御神に献上する訳ですが、天叢雲とは雲の多い土地である出雲を意味し、草薙は日本武尊が一振りで野火を消し去った事から草薙と呼ばれ、その地は現在の焼津と言われています。
更に東征に従った吉備津彦命、大伴武日命は、熱田神宮内の龍神社に祀られています。
これでも、簡単に説明したつもりですが、諸説あり深掘りすると長くなるので別の機会にする事とします。🙇
こちらが道路に面した鳥居ですが、ここまで登って来る道にも鳥居があるので、第二鳥居になるのでしょうか？
この奥に駐車場がありますので、そのままお進み下さい。🚗🏍️🛵🚲
駐車場から見る拝殿と鳥居です。
第三鳥居と言う事でしょうか？
出発時は曇天でしたが、到着した際は晴天となり、突き抜ける様な碧い空。カラスや鳥の囀り。歓迎頂いたと言う事でしょう。🤩
掲示物がありますね。
明日以外にも何か神事がある様です。
左手にある手水舎に寄ります。
美しく澄んだ水が流れていました。
龍の爪は四本ですね。
手水舎の北側に御神木とは示されておりませんが、何かに呼ばれる様な強い気を感じました。
案内板です。
愛知県内の信長縁の地で見れるガイドもありますね。
QRコードでガイドを見る事も可能です。📱
拝殿にてお参りをします。
穏やかな空気が流れ、他にも参拝の方々がおられましたが、人払いがあり、ゆっくりとお参りする事が出来ました。👏
神鏡がとても美しかったです。✨
実は拝殿でお参りを終わっては勿体無いのです。
先程、第二鳥居と言った鳥居を出ると、道路を挟んだ向かい側に、元宮の鳥居があります。
こちらもお参りしましょうね。👏
運動不足の私が一汗かくくらいの山道を進みます。💦
途中、右手に神明社が現れますが、元宮は更に上ですので、アスファルトに沿って進み、アスファルトが途切れ開けたところが元宮になります。
元宮（左）と宮簀媛宅阯碑（右）
拝殿は何度も訪れていますが、元宮に来たのは半世紀ぶりです。
学生の頃、友人が近くに住んでいて、ここで良からぬ話をいっぱいした想い出の地です。😅
と言うのは、私事であって、ここに日本武尊命と宮簀媛の家があったとされる場所です。
ここで驚きの出来事が…😳
何処からともなく、二匹の蝶が…
私の頭上で舞始め、身体の周りをクルクルと飛び回りました。
何とかカメラに収めるも、ピントが合ったと思うと、又、私の身体の周りをクルクルと飛び回ります。
何時しか、これは日本武尊命と宮簀媛ではないかと思う様になり、とても素敵な経験をさせて頂きました。
二匹の蝶に関するスピリチュアルメッセージは、とても素敵な内容が多いので、期待しても良いのかな？
その場で、蝶の図鑑を調べるとカラスアゲハの様ですが、私には日本武尊命と宮簀媛にしか思えませんでした。👏
誰もいない空間で、お参りを済ませ、ベンチでしばし休憩後、「又、来ます。」と山道を降ろうとすると、どこからともなく、私の前に一匹の蝶が道案内をする様に麓まで行くではないですか…それも、脇道方向へ行くこともなく、一定の距離で麓まで。
こちらは建稲種命でしょうか？
もう、感謝以外の何物でもありません。
必ず、又、来ます！🥹感涙
明日、大高斎田抜穂祭が行われる田んぼです。
この後、私は更に日本武尊命と宮簀媛の縁の成海神社へ向かいます。
…続く
