神道と推命学の件で定期的にお話しさせて頂く方から、「人生楽しくやる秘訣は?」と問われましたので、なかなか簡単な事ではありませんけど、心掛けとしての私の回答です。
『妬み、嫉み、僻み、恨みを祓ってハリネズミ』
おぉ~と言いながらも、最後のオチにキョトンとしておりましたが、一応整理しておきましょう。
私がよく口にする邪気や穢の正体が、妬み、嫉み、僻み、恨みなんですね。
すれ違うだけでも、私は邪気がある人はすぐ気づきます。
疫病神とか貧乏神って神様とは思えないのですが邪気が大好物なんです。
邪気を持っている人には、もれなくついて来るんですよ。
残念ながら、どんなに良い身なりをしていようが、どんなに良い車に乗っていようが、立派なお家に住んでいようが、美男美女だとしても、顔つきや持ってるオーラが負そのものなんです。
…と言うよりも、そうなるんです。なってしまうんです。
「妬み(ねたみ)」うらやましくて憎く思う感情のこと。
「嫉み(そねみ)」うらやましくて悔しく思う感情のこと。
「僻み(ひがみ)」ひねくれた考えや、物事の捉え方を自身で曲げて、悪い方の考えに持っていくこと。
「恨み(うらみ)」他人の考えや振る舞いを不満に感じ、憎む気持ちのこと。
これらの感情が邪気の正体であって、そんな事に右往左往してるから気が枯れる。それが穢なんです。
人ですから、多少、そんな感情は生まれてくるのは仕方ないのですけど、それらは他人様の邪魔をして来るので、兎に角、取り憑かれない様にすることが大事。
そんな負の感情やその様な人達から、身を守り寄せ付けない方法が、私が推奨する「ハリネズミ」なんです。🦔
いつもトゲトゲしてろって事ではなくて、普段は心穏やかに過ごすことを心掛けていれば良いだけなのです。
ハリネズミも穏やかな時は、とても可愛いですよね。
ただ、いわれのない事で攻撃にあう様ならば、自分を守る為に、しっかり身体を丸めてトゲを出せば良いのです。身体を丸めなくても逆撫でしようものなら突き刺さりますよね。警戒心がある時にも針が立ってますね。
その様にしていれば、何れ外敵は近寄らなくなってきます。
ハリネズミが自分から攻撃するって、私は聞いた事が無いです。
『媚びへつらうことなく等身大で、自ら他人を攻撃することもなく、無理や無茶な事は口にしない。イライラの原因には自ら近寄らず、駄目なものは駄目と明確に意思表示をする。』
その心掛けだけで人生楽しくやれる機会が増えると思いますけどね。
因みに神社参拝では神域に邪なものを持ち込まないが基本なのですよ。
参道の砂利にて、これらを祓って拝殿へ進み、お参りするんです。
だから邪(じゃ)離(り)。いつも参道が綺麗ですよね。綺麗じゃないと邪が溜まってしまいます。
神社では穢れを祓って、気を補充してくるんですよ。
邪な願い事は一生懸命願ったところで神様は聞いてくれません。浪費癖があるのに「金持ちになれる様に!宝くじ当たりますように!」と願っても金持ちにもならなければ、宝くじも当たりません。性格悪いし、身なりも注意しないのに「良い人と巡り会いますように!」と願っても良い人には出会いません。生活の不摂生が重なって調子が悪いのを「治してくれ!」と頼んでも治してはくれません。
全て自分が正しい行いに置き換えて習慣とすることを荒魂にて誓って来るのですよ。
そして、願いが叶ったら必ず和魂にお礼に伺って下さいね。
もし、よく参拝に行かれる神社がありましたら、和魂と荒魂調べてみましょうね。