あっ!丁度良いところに加藤さん♪

神道とモノ作り、趣味と人生の超辛口コンシェルジュ

サンセベリア冬の断水って本当?

久しぶりに園芸記事です。

冬場だから当然そうなるよね。

 

さて、よく言われるサンセベリア冬場の断水。

本当なのでしょうか?

 

答えを先に言ってしまうと、我が家の環境ではNo!でした。

 

そもそも動きが少ないし、肉厚の葉が水分を溜め込んでいるので、そんな話になるんでしょうけどね。

サンセベリア・ハニー」

以前、100均で腰水にされて腐りかけていたものを救済した株です。

その後、とても元気ですが、昨年11月から断水してました。

結果は、下葉からダラ〜ンと広がり始め、下葉は次々と傷んでしまいました。

折角、元気にしたのに…

全体的に、緑色も薄く萎れた感じになってしまったので、傷んだ下葉はカットして、リキダスを希釈した水を与えたところ、数日で緑色も濃くなり、葉に張りが戻って来ました。

写真左下の葉はヤバそうですね。こちらもカットの対象となりそうです。

 

 

続いては、皆さんご存知の「トラノオ」。

正直、私はサンセベリアは、あまり興味が無くて、そもそも放置プレーなんですが、贈答で頂いた白い鉢と、リサイクルした用土の行き先が無くて、これまた100均でネギの様に山積みで売られていたトラノオを陶器鉢に適当に差し込んだだけのもの。

こちらも11月から断水状態でした。

 

やっぱりね、葉にシワが多くなって来てヨレヨレ。左のものは株元が広がって、これを徒長と言うのか?ビョーンと細く伸びてしまった葉も出ています。

葉色もとても薄いです。健康的ではないですね。

 

先にも申しました通り、サンセベリアには関心があまり無かったので、一昨年は冬場でも用土が乾いてから、一週間ほどおいて灌水をしていたのですが、「断水だ!」と主張される方の話で、試しに今年は断水を試みたのですが、結果は間違いでしたね。

少なくとも我が家の環境では間違いです。

 

やはり植物は生き物ですから、いくら水やりがあまり必要無いサンセベリアだとしても「断水気味の水やり」が正解でしょう。

 

こちらもリキダスを希釈した水やりをしたところ、シワが徐々に消えて張りが戻って来ていますよ。

 

生育環境は千差万別。断水が良い場合もあるでしょうが、用土環境だって同じものは無い訳です。

冬場って言ったところで、室内が10℃を下回るって、日本では寒冷地くらいしかないのではないですかね?

 

因みに観葉植物で「休眠期」って言葉をよく耳にしますけど、自生地でも休眠するんですかね?

寒い時期に葉に栄養が取られないよう成長を穏やかにして、グッと地中の根にエネルギーを蓄えて、温かい季節の成長を待っていると力説される方も居るんですが、それって、温かい地域の植物を日本に持ち込んで「やっぱり寒いと育たないよなぁ~。」って感じの話じゃないのかね?

 

勿論、植物によっては、本当に地中でエネルギーを蓄える時期もあるでしょうけど、昔に比べ部屋も温かいので、やはり古い園芸の教科書は見直した方が良いと思いますね。

 

先日のトラディスカンティア然り、昨年末、コナカイガラムシ被害で弱ったポトス・ライムも、寒くなってから強剪定なんてあり得ないって園芸店で言われましたけど、強行した結果、どんどん新芽吹いてますよ。

現在、絶賛リカバリー中ですwww

もしかしたら、園芸の先人達が言われる通り、休眠期?に手をいれると、シーズンインした頃には、体力使い切ってしまう?かも知れませんけどね。

休眠してないなら、私は関係ないと思いますが、どうなんでしょう?

 

動画とかネット情報のコピペ記事とかを鵜呑みにせず、やはり自分で経験して、考えて、学ぶことが大切だと思いますよ。

それは植物だけの話じゃないですよねぇ〜。

 

近々、園芸インフルエンサーでもある園芸家の方と会う約束があるので、本当のところはどうなのか聞いてみようと思います♪

園芸界にも闇というか利権と言いましょうか、色々と裏話を平気で教えてくれるんですよね。会うのが今から楽しみです♪