久しぶりに連休になったので園芸三昧。
冬の間に調子を悪くしてしまった観葉植物のリカバリーと、観葉植物に適した土作りの研究中。
市販の観葉植物の土を使えば良いやん!って聞こえて来そうですけど、色々なメーカーの物を使って来た感想を言うと、万能と言われるのはヤッパリ無くて、品種によって土の比率は変えないと元気に育ってくれませんでした。
観葉植物については、全般的に間違い無いところは「水切れの良い土」で良いでしょう。
しかし、水切れが良過ぎると、今度は水やり頻度が高くなり過ぎて、それもそれで毎日の管理が大変になってしまいます。
次に、観葉植物お約束のコバエ問題。
肥料屋さんとの話なのですが、中部圏の土はバーク系が多いらしく、キノコバエの発生確率が高くなるそうです。原料が樹皮ですからね。
それらの事から、硬質赤玉土の配合を増やした時期もあるのですが、この赤玉土にも問題が無い訳では無く、経年では組成が崩れて来てスリットを塞いでしまって、水嫌いな植物には湿潤な辛い環境。
それも気づくの遅くて、不調だなと思った時には根腐れで既に手遅れだったりして…
水やり三年と言いますけど、土も相当難しいですね。
何かと赤玉って言う方も居るのですが、超硬質焼き赤玉土と言っても、指でギュッと押して潰れる様なメーカーのものは駄目な事が経験から良く分かりました。
更に私が気にしているのが土の再利用。
SDGs的なところですが、購入して来た植物の鉢土との混合含めて使用する事を前提に考えています。
都会にいると、土を簡単には捨てられないし、資源も大切にしないといけませんからね。
さて、再利用の土と鹿沼土、硬質赤玉土のブレンドが出来ました。
再利用の土には、腐った根とか混ざっているので、バクテリアの発生も考えられるし、コバエの卵とかもあるでしょうから、出来るだけゴミを取り除いて水洗い。
そして、熱湯消毒と天日干し中です。
使える様になったら、新しい土を混ぜて使用する予定です。