今日は直径の調べ方です。
円柱の直径を調べると言えば、ノギスと思いつくのは工業系の方と思いますが、既設設備等では測定器具が入らなかったり、断面が見える方向に頭が入らないとか現場あるあるです。
一般の方がやる事は無いでしょうけど、例えば鳥居の柱の直径調べるとかね。🤣
その様な時には、まず外周の測定をします。
理数系の方はピンと来ましたね。👍
はい!外周寸法を3.14で割ってやれば、直径が求められます。
上の写真だと外周は20.5cm
これを3.14で割ると、Φ6.5cmとなります。
…ですね。
機械製造や精密工作とかではアバウト過ぎますが、応用できる作業はあるんですよ。
あとは粘着テープ一回り貼り付けて印をつけたり、糸を巻いたり、手法は色々とありますが、外周のほぼ1/3が直径になると、頭に入っていればOKです。
学校の勉強など社会に出て何が役に立つのかと私自身も子供の頃には思ったものですが、やはりちゃんと基礎を学んでいると、役に立つ時があるんですよ。
試しにゆとり教育の円周率3で計算すると、0.3mmも直径が大きくなってしまいます。
ゆとり世代の方でも、工業系の方で円周率を3で計算する人は居ないとは思いますが、初心者DIYerには、時折居ますのでね。