あっ!丁度良いところに加藤さん♪

神道とモノ作りと趣味の辛口コンシェルジュ

リン過多と欠乏の話

まさか、全く違う場所でリンの話をするとは…👀

 

始めにリン過多について。

こちらは、ドクターのお話で腎移植患者さんのオペの話と食生活や人の寿命についてでしたが、現代の食生活においては加工食品にはリン酸塩を含む添加物が多い事から、摂取過多になる事が多いらしく、リン過多が骨や血管などのトラブルを誘発するそうで、適量であることが寿命に大きな影響を及ぼすとの事です。腎機能の低下と言うのは適切に、それらを尿排泄でコントロールする事が出来なくなり、結果、高リン血症とか発症し、人命に関わるとのお話でした。

リン過多になりやすい現代の食生活においては、加工食品を少なくする工夫が必要な事を痛感した内容でしたが、難しい話は医師では無いので、興味関心がありましたら調べて見て下さいね。

 

さて、次は植物の話。こちらはリン欠乏です。

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植物において大事な三大要素は、窒素、リン酸、カリウムですね。

園芸に興味を持ち始めたなら必ず通る道。この液肥はリン酸が多めです。

私の疑問は、同じ品種と言うか属の中でも、水好きと嫌い。お日様好きと嫌いがあるのは何故なのかと言う話を園芸店御大に質問してみました。

「それはね、リンをどの様にその植物が扱えるかの差だよ。リンは色んな栄養素を運び届ける為の栄養素だから大事なんだけど、葉緑素の少ない植物はリン欠乏になりやすく、水過多も日照不足もリン欠乏状態なのよ。葉色の明るいものも、水差しも、成長遅いし大きく育たないでしょ?だからと言ってリンばかりじゃ駄目だし、昔、卵の殻とか貝殻とか土の上に巻いてるの見たことないかい?…云々(笑)」

時折、とても難しい話が出て来るので、どこで勉強したのか問うと「あぁ、オランダだよ。」👀

リンの話よりも、一園芸店の御大がオランダに行って勉強していた事の方が面白くなってしまいました。🤣

 

今日は人間にも植物も適量のリンが大事なのは良く分かりましたが、それよりも、世の中、身近なところに凄いスキルを隠し持った人が居るので、やっぱり色々な人と話をする事って大事ですよね。