昨日は、マイナンバーカードの更新日でしたので、その前に熱田神宮のお参りを済ませようと朝の早い時間に自転車で向かいました。
区役所も行かないといけないので、車かバイクとも考えたのですけど、何となく今日は自転車じゃないと駄目なような…
到着して雰囲気が違うので直ぐに気づきます。
「何か神事の日か?そう言うことね。」
事前に今日の参拝予定は決めていたのですが、神事の予定もチェックしてませんでしたし、何と言っても朝から雲一つ無い快晴で、暑くなりそうな予感しかありません。
事前に知らずに神事に出くわすのは良いことと言われますよ。
晴れ男、参上です♪
調べると神事は「御衣祭」でした。
簡単に言うと、神様の夏用の衣替え準備です。
6月5日には毎年、例祭が行われ、縁日屋台や花火も上がって、非常に境内とその周辺は賑わいます。
最近、境内は日本語以外の言葉が多く飛び交っています。
声もデカければ、発音も耳障りと言えば…どこの国と言わなくても分かるでしょう。
いつの間にか、公式サイトにも「大きな声を出さない様に」と追加されていましたね。
それくらい騒がしくなったってことでしょう。
実は参拝マナーとか言いますけども、結局のところ、何かルールを定めないと、人って好き勝手やりたい放題になるので、色々と定めが設けられたものと思って下さい。
基本、神道は教えも教典も何も無いのです。
自由な信仰ですので、自由なんですが、その分、一人一人の倫理観や道徳心、自立した精神性を求めるものと理解して下さい。
本来、自由を口にするならば責任の全ては自分です。
リテラシーの低い方には、それが分からない。
・鳥居で一釈(神域の入口で浮かれた気持ちを切り替えてもらう為。境内では騒がないこと。)
・正中を歩かない(皆が左右自由勝手歩いたら、トラブルも起きるでしょ?それは一般社会でも同じこと。)
・二礼二拍手一礼(神社本庁が定めたもので、本来は違うところもありますよ。何故参拝と言うのか?)
…etc
それらを正しいマナーだと信じているんでしょうけども、由来が不明な参拝ルールって結構あるんです。
そこは変なスピリチュアルカウンセラーとかチャネラーに原因があると私は思いますけどね。
私は本当は違うと知っていても、他者の前でやると、意味も知らずに真似る人がいるので、それは神社に迷惑を掛けるため、一般的なマナーに合わせているだけですし、余程、懇意の方にしか教えもしませんし、ブログでも一般的な話しかしないのです。
所々、小出しにしてるのは気付いて下さいね。
現代の日本人って、自分で考える癖がないし配慮も無い。都合が悪ければ人のせい。
とても残念な人が多いのですよ。
まぁ、そんなことはさて置き、拝殿でお参りしようとすると、神事の準備で御垣内も境内も神職、神官、巫女さん達が忙しそうに右往左往しています。
そんな時に大きく本殿の御帳が捲れ上がったので「ラッキー♪」って思ったら、掃除中で、中座されてる…のかな?
今は、いらっしゃらない様な…
そんなことあるかなと、今日は立ち入ることが出来ないのですが、一之御前社を遠くに拝礼し境内を周ります。
朝日が眩しくて、この角度でしか写真は撮れませんでした。
お人払いを頂きましたので、ここでは正式な参拝方法です。
ちょっと気が引けるんですが…家の神棚では正式な方法でお参りしますよ♪
こちらは境内にある徹社になります。天照大御神の和御魂と言われております。
どうにも本殿御垣内を中座されている気がして、こちらでお参りしながらお話させて頂くと…
お社の扉に人の輪郭が…驚
当然、フリーズしますよね。
長く熱田神宮に通ってはおりますが、初めての経験です。
科学的に言えば、自分の影でしょ?って思うかも知れないですけど、お日様はお社の後ろで、先程の南新宮社でも正面からは写真が撮れないくらいの日差しです。
私の後ろに何か反射するものがあったか明るかったんでしょうけども、不思議な体験であり、扉の汚れとも影が合わさって浮かび上がり、本当にビックリしました。
神鏡に自分の姿を投影して、我を祓いて神となすとは、この事か!と改めて思ったところです。
何のこっちゃって?
「か・が・み」から、「が」を取ったら?
嬉しくて、いっぱいお話させて頂きましたよ。
名残惜しのですが、区役所の予約の時間があるので、熱田神宮を後にすることとします。
「また、来ますからねぇ〜♪」
区役所に到着した時には汗だくです。
マイナンバーカードは、ちょっとしたアクシデントもありましたけど、対応してくれた人達が、皆、良い人でね、本当にスンナリと解決でした。
きっと文句つける人も居るんだろうけどさ、相手の事情も飲み込む習慣があれば、結果的に嫌な思いなどもしないのですよ。
自分の態度が悪いから嫌な思いをするんです。いや機嫌が悪くなることを探しているんでしょ?実はそんなものですよ。
マイナンバーカードは、もう少し時間が掛かるかと思えば、スンナリでしたので10時を少し過ぎたところで再交付も無事終了。
「さて、早く終わったけど、どうしょうかなぁ〜」
などと思案していると、先日、伊勢神宮内宮宇治橋の外側の鳥居は、桑名の七里の渡しに再活用されるって皆さんに話をしたのを思い出して、早速、バイクに乗り換えて、熱田七里の渡しより、陸路、桑名七里の渡しへと向かいました。
名古屋からノンビリ走っても1時間と掛かりません。良い天気過ぎて正直暑いです。
外気は28℃だそうで…
バイクで走ると風の匂いも、温度の変化も直ぐに気づきますが、バイクとオープンカーは直射日光ですから、涼しげなどと思いませんように。
木曽三川周辺では、とても気持ちの良い風が流れていましたよ。
街中では無いよねぇ〜。
鳥居の下を行ったり来たり…
海側(河口近く)から見たところで、こちらが熱田側になります。
熱田方面を見ると、遠景に名古屋のビル群です。
今は陸地ですが、当時は東海道唯一の30km近い海路となります。
治水事業によるコンクリート造りの部分は仕方ないですね。
長良川河口堰も近いです。
ここまで来たならば、折角なので「桑名宗社」もお参りしましょう♪
これもハレーションなんでしょうけど、何枚か連写の中に、この写真1枚のみに白い筋が…勿論、全てがスピリチュアル的な話ではありませんが、電子機器には影響が出る力ってありますからね。
非常に珍しい「宗社」の名の意味は、ひとつの建物に二つのお社の御祭神が並べられていることによるものですが、左に「中臣神社」。藤の紋でも藤原氏関連と直ぐに分かると思いますが、やはり春日四柱神ですね。
天日別命は、初代伊勢国造(みやつこ)です。
そして、右が「桑名神社」天津彦根命。天照大御神の第三皇子です。
多度大社も同じですね。
桑名宗社は岩石信仰で有名ですが、境内参道は、さざれ石ではなく石畳です。
現在、修復工事の最中です。色々なところで石の交換作業が行われていました。
楼門には公式が…福山雅治さんとあの音楽が流れて来そうなwww
石畳等に絶対落書きしないで下さいよ。
私は一応、理系人間なので今度ゆっくり計算確認してみようと思います。
桑名に来たならば「蛤」ですけど、そんなつもりで今日は来てはいないので、次に誰かと同行した際には美味しいものを頂こうと思います。
丁度、お昼になりまして、何故だか無性にマックが食べたくなり、往路は出来るだけ海路に近い道を通りましたが、復路は船賃が無かった人達が旅した佐屋街道と言う陸路をマックを探しながら名古屋へと戻ります。
祀られている神様の数々です。
式年遷宮の準備が始まりましたね。
こう言ったところで実感しますが、式典は8年後です。
ポスターにあるのは愛知県内の移動分についてですので、針網神社(犬山城)から木曽川河口近くの国道1号線伊勢大橋までの川に近い神社です。
先ほど、桑名宗社にも「御神木奉迎送」ってあったの気づきました?
伊勢では神宮の近くの山林で準備される御神木と、岐阜や長野から送られる御神木があると、これで分かります。
合言葉は「太一」だそうです。
「太一」とは、宇宙の根源、天を支配する神、または天照大神を指す言葉です。
太一と命名された方、そのつもりで頑張って下さいよ。
結局、あちこち寄り道しましたけど、途中マックが見つからずに、地元まで戻って新装開店したマックで食事です。
いやぁ〜、便利なんですけど浦島さんですよwww
食事も終わり、本日の締めは熱田七里の渡しです。
そりゃ帰って来たんですからね。
近しいエリアの話ではありますが、非常に充実した一日となりました♪
帰って鏡を見ると、鼻先が真っ赤に日焼けしましたけどねwww
一夜明けて、今朝、誰かが呼ぶなと思えば日暈ハロですか…
今日も一日良い日で終われますように♪