🔰観葉植物を初めて間もない方からのご相談です。
「水やり直後に、コバエが舞って気持ち悪い…」🪰🪰🪰
よくある話ですね。🤔
観葉ですから室内に持ち込む事が多い訳で、誰しも経験するのではないでしょうか?
結論から言ってしまうと、写真のボタナイスシリーズのスプレーよく効きます。✨
土や植物にかかっても問題ないとの事。👌
某肥料メーカーさんのお墨付きのアイテムです。
我が家でも大量発生事件がありまして、鉢土に対策するものは多くあれど、飛散しているコバエに効くのは、これしかありませんでした。🪰
ちょっとお高いので、ゴミ箱用のコバエ対策スプレーでも良いんじゃないと思った方。
ちょっと待った!です。🙅🈲
ゴミ箱に群がるコバエと、植物に群がるコバエは違うのです。
植物に群がるコバエは「キノコバエ」と言います。🪰🪰🪰
じゃ、そのコバエはどこから出てくるかと言うと、鉢の中のバーク堆肥に付いて潜んでいます。
バーク堆肥は元々樹皮なんですね。更にキノコを栽培するような木の樹皮なんです。
気づきましたか?「キノコバエ」🪰🪰🪰
バーク堆肥を使っている鉢では、避けられないリスクと思って下さい。
とは言っても鬱陶しいし、大量発生したコバエが壁のクロスに点々と…
想像しただけでも気持ち悪いですね。
痒くなってきました😣
でも、植物の近くで殺虫剤やゴミ箱用のコバエ対策をしたところで、効果は薄く、更には植物にダメージを与えるので使用は控えましょうね。
先に、必殺兵器を紹介してしまいましたが、今までの対策結果をまとめておきますので、参考になるようでしたら、自己責任にてやってみてください。👇
①買ってきた鉢の土は、基本交換する。
売られている植物の鉢土は、あまり良い土ではありません。組成も不明です。生産者さんも数が多いので高い土は使えないですよね。
勿論、こだわりの生産者もおられるので、全てではありませんが…
鉢を持ち帰ったら、園芸店やホームセンター等で売られている植物に適合した土と交換しましょう。
ただし、鉢土を触っていけない時期がありますし、根鉢を触っても大丈夫な植物とそうでないものもあります。幼苗は更にリスキーです。
根張り具合が問題なのです。
土の交換が難しい場合は、鉢から抜いた苗と土の肩口だけ土を落として、ボタナイスなどのコバエに強い土を、戻した鉢で不足した隙間と表層に被せてあげます。被せる土にはバーク堆肥のないコバエ対策されたものです。鹿沼土や赤玉土が主成分のものです。
苗を戻したら、しっかりと水のかけ流しをします。微塵が出なくなるまで、しっかりと行えば、後も受皿はあまり汚れません。
専用土に交換することで、根腐れしにくくなる植物もあります。
②鉢ごと水に沈める
荒療治ですが有効策です。鉢ごと水沈めるとコバエの死骸が浮いて来ます。
表層3cmくらいに産卵すると言われてますが、スリット鉢の隙間や鉢底中から、出入りするコバエを見た事があるので、思い切って鉢ごと沈めてしまいましょう。
コバエの対策だけではなく、鉢内に溜まった微塵も流れ出るので、鉢の中が健全になることも期待出来ます。
注意としては、そのあと、しっかり水が切れさせないと、根腐れの心配があること。
コバエがウロウロしてる時って、鉢土も湿っている事が多いので、水やり過剰な方のケースでは植物が弱ってしまう場合もあります。
又、虫嫌いの人には、恐怖のコバエの死骸が水に浮いている状態を目の当たりにすると言う事でしょうか?😱🪰
③薬品の散布
各社、色々出ています。用法用量は説明書を読んで必ず守って下さい。
先のボタナイスのスプレーと、花いとしを、私は愛用しています。
スプレーボトル式のデメリットは、室内では周りの飛散汚れを気にしないと行けないこと。
花いとしについては、農薬の一種なので、必ず屋外で保護具を使って散布して下さい。💊
以上、私のコバエ対策方法ですが、今では新しい仲間をお迎えした時くらいしか、コバエを見る事はありません。
つまりは土にくっついてやって来るんですね。
園芸は個々の環境次第ですから、自分なりの良い対策を見つけて下さいね。🌱