松巨島と言うのは、現在の名古屋市南区の笠寺周辺になります。
その昔、年魚市潟(あゆちがた)に突き出した島で景勝地であった様です。🫡
先ずは⛩️富部神社から。
毎月参拝に訪れる神社です。🙏
名古屋市内の神社建築で唯一の国の重要文化財で、津島神社から勧請されたことに始まります。
慶長11年(1602年)に、清洲城主であった松平忠吉が富部神社を創建したと言われています。
手水舎の蛙の置物。鹿威しもお洒落ですね。😍
かつて近くに戸部城という城があり、城主の戸部政直は暴虐であって、行列の目の前を横切る人を無差別に斬り捨てていました。
そのため、巷間には「山崎越えたら戸部戸部」という揶揄の言葉が飛び交ったそうです。
戸部城近隣の一帯には蛙が多く棲息しており、斬り捨てられた首が跳ぶのと蛙が跳ぶのを掛けた言葉遊びであったと言われています。
目の前を横切るものは何でも無礼打ちにしていたのですが、ある日、1匹のトノサマガエルが横切りました。誰もが斬られると思ったのですが、カエルの跳ぶ速さにカエルは斬られなかった。
この言い伝えから「命拾いをして無事にカエル」といった願いを込め、瓦職人が粘土でカエルを作り、笠寺観音の参道で売ったのが始まりと言われています。
それからというもの「命拾いして無事に帰る」という願いを込めて、焼き物の戸部カエルが作られるようになりました。
こちらは、御朱印マニアには朗報です。✨
デザインが月替りなんですよ。
社務所にはインターホンがありますので、御用の方はこちらで神職さんをお呼びになって下さい。
私は御朱印集めはしていないので写真等はございませんが、気になる方は、是非、御参拝下さい。
次は、程近い場所にある⛩️桜神明社。
村社になります。
🚋名鉄本線桜駅の西隣にありますが、更に西を通る旧東海道からだと、道に迷うかもしれません。
車は通行不可です。🚫
分かりやすいのは、桜駅改札から東へ線路を跨ぎ、線路沿いを南進。
次の踏切を西へ、もう一度跨いだ方が分かりやすいと思います。
こちらも徒歩もしくは自転車が良いです。
近くをよく通りましたが、鳥居をくぐるのは今回が初めてです。
古墳時代に創建されたみたいですね。
看板は新しいものですね。
相殿神も賑やかに祀られている様です。
熊野三社とありますが、近くに熊野三社もありますし、津島神社は先程の富部神社です。
謎ですね。
手水舎はセンサー式になっておりました。
⛩️鳥居をくぐり抜けると…
いやいや、なかなか…重い気が伝わってきます。
何なんだろう…ちょっと怖いです。
隣を🚋名鉄本線が通っているのに、騒音が気にならないくらいの気です。
思わず「ヤバくない?」と言ってしまう程、重い感じです。😱
拝殿は外削ぎに4本の鰹木ですので女神様。
神殿は周辺より一段高く、ここが古墳なんだろうと想像出来ます。
こうして古いお社を見る度に、伊勢神宮外宮の謎が頭を横切ります。🤔
その件は、以前、触れていますので、興味のある方はそちらも見て下さいね。🙇
御朱印は私には関係の無い事ですが、社務所には誰もおられない様なので、書置を郵送してもらうのでしょうかね?🤔
鳥居の目の前の細い路地が塩付街道の様です。
本当に迷ってしまう様な路地ですので、行かれる方は、くれぐれもお気をつけ下さいね。
基本、神社は日の明るい時にお参りするのが宜しいかと思いますが、こちらは日が高くても正直、怖いですよ。😱