あっ!丁度良いところに加藤さん♪

神道とモノ作りと趣味の辛口コンシェルジュ

弘法七本楠 田光八幡社

松巨島散策より、名古屋市瑞穂区の大喜と言うエリアに移動してきました。🚴

松巨島散策途中でしたが、何故だか急に気になり予定を変更しました。

 

以前の仕事で通勤ルートでしたので、所在は認識はしておりましたが、こちらも初参拝です。

都会の住宅地丘陵にあるお社です。

熱田神宮からも、そんなに遠くなく、頑張れば徒歩でも参拝可能でしょう。🚶


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何でしょうねぇ〜、郷社にしては妙に凛とした風格がありますよ。😲

地元の方々に愛されているんだろうと、鳥居の前から感じ取る事が出来ます。

名古屋市内に、こんな神社があったんだ…


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祭神は應神天皇(おうじんてんのう)と、仁徳天皇(にんとくてんのう)です。

瑞穂村村長に加藤と言う名があります。

熱田東家、西家加藤に関係してるのでしょうか?

織田信長桶狭間の戦にも関与している東西加藤家かな?

ならば当方のご先祖様と何か関係があるのかな?と思ったり🤔…

 

驚いたのは「弘法七本楠」と言われる内の一本が、こちらにある事です。

五本は熱田神宮にあり、もう一本は古井ノ坂にあったらしく、その一本は既に枯れてしまったそうで所在は推測の地です。

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何故こちらに楠があるのか?

お社の材にも熱田神宮から移築された物があるそうで、重要な場所であっただろうと想像出来ますが、詳細は勉強中です。🙇

 


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皆さんの認識している名古屋市内を通る旧東海道の宮の宿〜鳴海の宿は、陸路と思われている様ですが、干潟の干満によって、三つのルートが存在していた事が確認されています。

上の道、中の道、下の道。下の道が皆さんの認識している笠寺観音を通るルートです。

 

満潮の時、もしくは船賃を出せない旅人は陸路を、更には渡し船場には盗賊が蔓延っていたとの話もあり、それを避けたり、先般、松巨島の回で触れている戸部城を迂回する陸路を進んだなどの文献も見た事があります。

その陸路を通ると、この大喜を抜けて宮の宿、熱田神宮へと繋がるのです。


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さて、拝殿へ進みます。

やはり地元愛なんでしょうね。🥰

綺麗な参道に、賑やかなのぼり旗が目を引きます。 

参道左には「和合の木」夫婦円満、浮気封じのご利益があると言われる御神木が御鎮座されています。


こちらに到着した際、ご高齢の男性とすれ違いましたが、「街の中にあるのに静かな神社だな…」と思っていたのですが、何か急にザワザワと…

大量の鳩が降りて来ました。🕊

絵:いらすとや

ビビりモード全開中です。😱

更に拝殿前に進むと、🐝蜂の大きな羽音がして、気付くと鼻先をかすめて行きました。😱😱

ええっ、この季節に蜂ですか…突然の事で、どんな蜂かは判断出来ませんでしたが、かなり大きな女王蜂クラスの大きさでした。

絵:いらすとや

メッセージ的には歓迎サインでもあるのですが、何やら他に人生における転機と警告を感じさせるものでした。

 

もう、ビビりモード超全開中です。😱😱😱😱😱 

 

少し心持ちを落ち着かせて、境内末社を見て回ります。 

誰も居ないのに、視線を感じるので、周囲を見渡すと、🕊️鳩が私の方を、お社の上から凝視してきます。

絵:いらすとや

マジ久しぶりに連発で怖いんですが…桜神明社の重さと違います。

もしかして餌やりのオジサンと間違えているかな?と思った瞬間、雨避けのポリカ屋根の上へ飛び降りて来るんです。

⚡雷の様な感覚です。

絵:いらすとや

もう、ビビりモード目がBig+腰抜けモード発動です。😵‍💫

周りを見回しても、居るのは私と鳩だけです。

 

実は、境内で撮影したつもりの写真がありません。

かなり動揺しまくってたって事なんでしょうね。😭

 

拝殿の右奥に何かあると思ったら、末社の白龍社と黒龍社、そして龍神池でした。

池は枯渇してましたが、そりゃ強い訳だ。😳

拝殿を挟んで反対側は八幡社です。


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こんなにビビり倒したのは、熱田神宮の一之御前神社以来の気がします。

一之御前神社は天照大御神の荒魂の祀られる境内社で、おしゃべりしながら、笑いながら参拝している人を時折見かけますが、そんなに軟なところでは無いのですよ。

こちらの田光八幡社も似たような感覚でした。


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さて、参拝と見学も終わり、最後に「黒龍様の御神木」に痛めた腰と足の古傷が早く治ります様にお願いし、田光八幡社をあとにするのですが、入れ替わりに、💑若いカップルが参拝に向かった様です。目的は和合の木なのかもしれませんね。

どうぞ、お幸せに。🙏

絵:いらすとや

帰宅して思うのは「もう一度行きたい」そんな神社でした。