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斑入りの観葉植物チェックポイント

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斑入り観葉植物の茎を撮影してみました。

 

お迎えする時は、当然の事ながら、お気に入りの斑模様の入った株をお迎えすると思いますけど、その後の生育過程で、新芽に綺麗な斑が入るかと言えば、そこは正直賭けであって保障の限りではありません。

出来るだけ斑の多い鉢を選ぶ事は重要な事ですが、それでも斑の予測は誰も出来ないでしょう。

まぁ、そこが沼るところでもあるのですが...😅

絵:いらすとや

しかし、斑入りの確率を上げる方法が無い訳ではありません。

唯一、期待出来る見分けポイントは茎です。

繊維方向に濃淡の多いものをチョイスすると、斑の多いものが発芽する確率が高くなります。

実体験としても先祖返りしたポトスを剪定し育てても、僅かに斑が戻ったくらいでおしまいでした。

その茎は、やはり濃い緑で筋模様は、ほぼありませんでした。

 

剪定、水挿し、挿し木で斑が入らなかったと相談を受けた事がありますが、それは茎に筋模様が無い場所を使ったんですね。

切り落とす場所が、成長点とか気根を目安するのは間違いないですけども、いくら元株が綺麗な斑入りでも、茎に筋模様が少ないものは斑が入らない確率が高いと覚えると良いでしょう。

 

大抵場合、剪定する場所は、心情的に何らか気に入らない場所でしょうから余計に斑の確率も下がります。

又、普段の手入れにおいても、縦筋の多い茎の成長点より真緑の茎が伸びる場合があります。

私の経験からすると、三節同じ状態が続いたら、その茎は斑が固定されたと思って、その斑が気に入らなければ思い切って、根元近くから剪定してしまった方が管理の手間が楽になるかも知れませんね。

 

斑入りに拘るならば、是非、茎に着目してみて下さいね。

挿し木においては、出来る限り若芽の斑の気に入っているところで剪定すると、予備株の仕上がりも期待出来ますよ。

絵:いらすとや