記憶に遠くなりにけり…東日本大震災から13年になるのですね。
東北の復興は進んだのかと言うと、復興していると感じる部分もあれば、微妙と感じる部分もあったりで複雑な気持ちなのですけども、記憶に新しいところでは今年の元旦に発生した能登の地震ですね。
不思議なもので、今日のお客様は石川県からのお客様でした。
何故、名古屋へと言えば、やはり震災後ご親類を頼って、こちらに来られたとの事でした。
お話を伺えば、ご自宅は全倒壊したそうです。
ご家族は押しつぶされた家に閉じ込められたそうですが、全員怪我なく無事救出されたとの事で、『本当に命あって良かったですね。』とお声掛けするのが精一杯でした。
ご家族は健在でも色々な思い出のある故郷を離れたり、その他にも辛い思いをされていると思うので、要らない事をお話してしまったかと反省もありましたが、御本人からは「見知らぬ土地で、初見なのに色々と話が出来て良かった。」と言って頂いて、少しでもお役に立てたのか自問自答しつつ、東日本の大震災から13年が経過しても故郷へ戻れない方々も居るだろうと考えると、複雑な気持ちでもありました。
最後に「又、相談に来ます♪」と喜んで頂いて本当に良かったです。
こちらで新しく生活基盤を作るのか、何れ故郷へ戻るのかは不明ですけど、震災に遭われた方々が1日も早く安心して暮らす環境が出来ます様に改めて願うところです。