日本の生い立ちを考えた時に、必ず出て来るのが、皆さんも勉強した様に「古事記」や「日本書紀」であると思います。その様に教科書に出来ています。
しかし、神社や神道の学びを深めて行くと、「古事記」や「日本書紀」は、兎に角、あちこち疑問符だらけなのです。
どうにも、これらはサイエンス的なエビデンスではない。
この歳になって気づくのはおそいかも知れませんね。
どこもかしこも、読み解こうとすると、古代のファンタジー、創作物の様な気がして、しっくり来ません。
故に「神様とか信じないよ。」って方々が居られても仕方のない事かも知れませんね。
私は理系人間で、根拠薄弱な話は調べないと気が済まない性格です。
大学時代には化学の構造式について、教授と大激論となって講義を潰してしまった変人ですからねwww
歴史って文系のものと思われる方も居られると思います。私自身も「年号を覚えて何の足しになるのか?」って思っていて、歴史に興味無かった一人です。
しかし、史実って人類学や遺伝子学、地政学、気象学、地質学…その他、諸々のサイエンスの裏付けに紐付けて考えないと、それこそ変な怪しい新興宗教みたいな結果になってしまうです。
ある時、史実は文学ではなく、サイエンスだと気づきました。
遺跡など文学で解決出来る訳無いですよ。
残念ながら、今まで私を含めた色々な方々が、間違った史実を、当時の権力者達に都合良いようにすり替えられて、その内容を学問として覚えて来ています。
一例ではありますが、代表的なところでは、藤原不比等やGHQなど、企てを民に知られては具合の悪い者が居て、自ずの行為を正当化する為の文献を作成したり、廃棄や焼却を事故のように見せかけては無き物にして来た経緯があります。
先の古事記や日本書紀、各地の風土記が全くの嘘と言うわけでもなく、所々にキーワードが存在していて、それらを紐つけて行くことが真実に近づくという訳です。
近年、サイエンスによる個々の裏付けが出来る様になってきたことが、大きな変化だと感じています。
最近、私が注目しているのが、東北大学名誉教授の田中英道氏と予備校講師、作家でもある茂木誠氏です。
手に入れた著書です。
とても面白い内容ですよ。これは日本史の新しい歴史教科書と言って良いと私は個人的に思います。
目からウロコどころではありません。
wisteriaplus622.hatenablog.com
きっと、古事記や日本書紀に違和感を覚えた方が辿り着くのは次のステップで「ホツマツタヱ」ではないかと思います。
こちらも、まだ全てを理解した訳ではありませんが、尾張風土記と照らし合わせても納得の内容です。
wisteriaplus622.hatenablog.com
日本の史実を勉強するに当たって、日本史ばかりを学んでも意味がないですね。
人類の祖が出アフリカを果たした時から、この日の本、日出ずる国に辿り着く経緯を考えて行くと、日本の生い立ちが見えて来ます。
それこそ、人類が東を目指した動機にも納得出来ます。
神話に出て来る神々の姿、太陽信仰、天照、高天原、天孫降臨、大祓祝詞、瀬織津姫、縄文人、弥生人、邪馬台国、卑弥呼、日ユ同祖論、鬼界カルデラ、青森三内丸山…諸々
色々と隠された日本の史実が紐解けて来ます。
もし、日本の生い立ちに興味を持たれましたら、一度、読まれると良いと思います。
前出の大学時代の化学の教授との大激論の内容というのは「定説を定説と疑いもしないのは学問ではなく学習であって高校までの授業。そんなことを大学まで来て学びに来たんじゃない!」ってやり合ったんですよwww
定説と言うならば、それを例外なく何度でも立証出来ないとね。偉人や学者が言ってるからと、鵜呑みに間違いないと断言するなら、それは、そもそも学問ではありませんからね。