あっ!丁度良いところに加藤さん♪

神道とモノ作り、趣味と人生の超辛口コンシェルジュ

余命宣告と宗教観

親類の者が、癌による余命宣告を受けました。

正直、私が何かしてあげられることと考えても、既に本人に意識も無く、コロナの事もあって病院も面会謝絶。

どうしようもないと言う状態です。

少しでも意識が回復して、一言二言でも話が出来たら良いのですが…

 

そんな事から、『病気平癒』と『癌封じ』のお参りと御札を準備したのですが、先方は日本最大の宗教団体の方々で、当方と当方の母親の願いが少しでも通じればと思ったのですが、残念ながら突き返されました。

母親にも「神様仏様が違うとトラブルかも知れないので、良かったら私達の気持ちだけでも受け取ってもらえないか?と話をしないと駄目だよ。」と念押しをしてのことだったのですが、先方は顔色を変えて「分かっていて失礼ではないか!」と攻撃的な口調。

 

やっぱりなとは思ったのですが、命の終末期においても、そんなことを言い続けるのだと、残念と言いましょうか、呆れると言いましょうか…

別に大人の対応として「宗派が違うので気持ちだけ受け取っておく。」でも良いのですよ。

当然、その宗派の方が、皆、そうだとは申しませんし、知人にも信心されている方が居ますけど、そんなに頑なに、あれこれ拒否する様な人でもないので、今回は親類ながら本当に残念な出来事でした。

「余計なお世話だったんだね…」と母親と反省会です。

還暦過ぎて、またひとつ勉強して賢くなりました。