「親切とは何ですか？」とお悩み相談。
そうよねぇ〜、今の時代、親切心のつもりが仇になったり、相手を調子づかせて、親切を要求されたり、そんな相談すら、とても変な時代ですね。
facebookにも面白い投稿を見つけました。
「アホは親切の意味を理解できない…云々」
親切って、具体的に何なんだろう？AIに問いかけてみました。
「親切とは、困っている人や助けを求めている人に対して、ささやかな手助けをすることです。相手の立場に立って考え、自分にしてもらってうれしいことを相手にしてあげたり、相手がありがとうと思える行動をしたりすることが親切な行動の例です。」
しかし、「親切心のつもりが…」なんて話も正直よく聞きます。
それで不親切と言われたのでは、言われた方も気の毒な話です。
時に、その行為は社会や組織などの決められたルールにはないケースもあって、一個人判断の例外的なものまで、他者に求められて「貴方は不親切だ！」なんて言われたら、そりゃ言われた側も、過去、その対応した者も聞いて気分が悪いこと、この上ないですね。
その人だけが出来るなら特殊技能ですし、仕事ならば専門職や加給手当の対象でしょうに。
私は親切の行動には、ひとつ約束事があると思っています。
それは、世の中、もしくは組織等の全ての人々が等しく同じ様にやって出来なくないことを、自発的に率先して出来たか否かだと考えます。
「ルールに無くてもやれ！お前は不親切だ！」って、言われた方は「お前、何様？」って思いませんか？
また、親切は与えられ施されるものだとの勝手な思い込みがあるからいけないのでしょうね。
親切な行為を受けるのは、日頃の行いに対してのご褒美、ギフトなんですよ。
その中には間違った考えや話を正して軌道修正してあげることも親切のひとつなんですけどね。
私のところでも「そんな筈はない！」って逆上する方も、そこそこ居るんですよ。
私は何事も頭ごなしに違うとは話を否定しないし、それとなく気づきを促しているのですけど、それらの人って、そもそも聞く耳を持って無いし、思考が短絡的なんです。
アドバイスが欲しいと来てるなら、礼儀として人の話の腰を折るな。それなら私のところではなく他所へ行けば良いのです。じゃないですか？
教えを請うと言うのは、そう言うことです。
AIの回答にもありましたね。本来、ささやかな手助けですよ。甘やかせって話ではありません。そして他者から要求されるもので期待されるものでもない。
何事も主体は自分自身でないと駄目なのです。
依存症も度を超えれば鬱陶しいと無視されるんじゃないですか？皆さんの周りにいっぱい居ませんかね？
助けて貰えるか否かは、普段の所作ひとつで決まりますよ。
目に出る。口に出る。顔に出る。
wisteriaplus622.hatenablog.com
私の考える親切の考え方のベースは老子の教えにあります。
「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける。」
どちらが親切ですか？
ケース・バイ・ケースでしょうが、どうしても今すぐお腹を満たさないと駄目ならば、釣って料理して食べさせるでしょうし、それを何時までも甘えられても正直困ります。
私は過保護には手助けはしません。そう決めてます。必ず自立を促します。
そして苦労を知って、人の苦労や言葉や手助けの意味を、そして親切とは何かと知るのだと思います。
それが分かったなら全力で助けます。
私は病気や怪我で日常生活で不自由した経験もあるので、周りからお節介焼きと言われていても、身体的に不自由な人を助けるのには躊躇いはありませんが、逆に思考も態度も横着な者は、健常であろが無かろうが絶対助けることはしません。
「そら見ろ、人の忠告を聞かないからだよ。バ〜カwww」
言うことを聞かない者の失敗は私の大好物です。
「鬼！悪魔！」って言われることも度々ありますけど、ちゃんと先に駄目だ、無理だって助言してるんだから、こんな親切は無いでしょうに？
「手順を…」って、教えたって感謝も無い様な態度や物言いの者に教える訳ないでしょ。自分で苦労して失敗して学びなさい。
然らば、感謝の意味も親切の意味も嫌でも分かるでしょう。
何でもホイホイ聞いてやるのは、親切と言うよりも一種の偽善なのかも知れませんよ。
客であろうが、友人であろうが、親類であろうが、好き勝手な話を何時までも聞いて貰えると思うのも大間違いです。
そのそも私の用事では無いのですから、どどのつまり好きにすりゃいいじゃん♪ってこと。
