あっ!丁度良いところに加藤さん♪

神道とモノ作り、趣味と人生の超辛口コンシェルジュ

ポトス・エメラルド透かし剪定

ちょっと朝は涼しくなったかなと思ったのですが、まだ外は暑い暑い…🫠

 

久しぶりに連休になったのと、真夏は超えた感じですので植物のお手入れ開始です。

真夏は水やりばっかりで…

 

「ポトス・エメラルド」

現在では入手困難な品種です。

2022年に浅岡園芸さんが登録品種としたもののですが、ちょっと曲者でして、斑が安定しない、成長が遅い事から、現在は出荷を見送っているみたいです。

ステータスと言う同じグループの品種も現在出荷がストップしています。

特徴は、園芸好きなら見掛けるであろうエンジョイと言う品種の白斑が、薄緑になったり、薄黄色になったりする特徴があります。

一般的に言うポトスの先祖返りは、このポトスはエンジョイの白斑柄に戻ります。

 

初期に入手した株なので、やはり生育が安定もせず、育て方の特徴も掴めずで、とりあえずハンギングで育成していますが、成長速度は約2年で3.5号から4号鉢アップがやっとです。

コナカイガラムシ被害とかもあって、特に変異種とも言われる亜種の株は大きくやられました。遺伝子的に弱いのかもしれませんね?

流石に2シーズン目に入ると、安定して強く美しい葉を出すように感じています。

基礎体力みたいなものでしょうか?根とのバランスが大事なんでしょう。

私の剪定方法です。

先ずは老化したと思われる葉や奇形な葉や茎を見つけて剪定します。

斑入りポトスを楽しみたい方は、先祖返りしそうな茎も剪定します。

葉だけではなく茎も観察していると、斑が入る入らないが分かる様になりますよ。

経験上、先祖返りした真緑の葉を残すと、葉緑素が多く回るのか、全体が青っぽくなります。

園芸をし始めた頃には、この剪定って「折角、育てたのに切っちゃうなんて…」って悩むんですよね。

しかし、旧知の園芸屋さんとの話でも、園芸仲間でも、皆「良くするために、切る、捨てるを躊躇ってはいけない!」って、慣れたら結果的にそうなるんですよ。

子育てや組織の育成に通ずるものがありますね。

 

勿論、植物毎のポイントはありますので勉強と観察は必須です。

その方法は?って、基本、自己満足で良いのです!(キッパリ!)

全く同じ様に育つ訳でもないので、ケース・バイ・ケースでやって失敗して学ぶしかない。

 

一応、参考までにポトスの透かし剪定のお話をしますね。

透かし剪定をしていると、結果的に天芽と言って若い先端の部分が残り、茎の下の方に葉がついていない様なツル状態になることがあります。

それも古い葉を剪定していたら根元が剥げちゃったみたいな…

それはそれで空気が通るようになるのでOKです!新芽が出るまで、しばらくの辛抱です。

 

その様になった時の手法は3つ。

剪定し終わった茎を、根元に鉢に沿ってグルっと巻きまます。すると茎全体が真ん中に寄って、こんもりとリフトアップ出来るのです。

何か他でもあるような話ですねwww

 

巻くのも面倒だし、長すぎると思ったら、成長点を探して茎の根元で落として、水差しなどで、更に鉢を予備として増やして楽しめば良いのです。

園芸に慣れて来ると、次々と鉢が新しく作れてしまうので、ご注意下さいね。

因みに登録品種の定植販売、譲渡は違法なので、お部屋をポトスジャングルにする覚悟で楽しんで下さい。

◯ルカリなどで売るのも買うのも犯罪ですよ。

 

そして、躊躇うこと無く、切り落としたものは捨てる。植物に限らず断捨離は大事ですね。

増えた分、管理もお金も掛かるのですよ。

 

お手入れ待ちのポトス・ゴールデンとマーブルクイーン。

 

ゴールデンは初心者の方でも簡単に育てられますよ。

これこそ、キングオブ・ビギナーズポトスです。

ポトスが簡単と言われるのは、この品種のことです。

上級者ならモンステラの様にしてしまう人もいるくらいの定番です。

 

白いマーブルクイーンは、他のポトスとは違う植物のつもりで育てないと失敗しますよ。

こちらは女王様ですから、何かと超気難しいのでご注意下さいね。