
Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Skypeなど、所謂、会議ツールの普及にて、私も使うことがあるのですが、移動などの時間やコストも削減されて、即応性が向上し、メリットは見いだせるものの、ディメリットも存在してね、これらのツールのみならず、メールの内容などを見ても、頼み事のルールを軽視してる風潮が非常に強いと感じています。
一例だと「タスク投げといたので、よろしくお願いします」などなど…ふざけるな!
言葉は「お願いします」って丁寧な様に見えて、投げといたのでってね、「やっとけよ」ってことですか?
舐めんなよ。
依頼するにあたって、失礼にも程があるってものです。
高齢者は融通が利かないとでも思ってるのでしょうかね?
この世に、パーソナル・コンピューターと呼ばれるものが一般に普及する前から、前時代はテキストベースでしたが、色んなツールを使って来て、そこらの若者よりデジタルに精通してる方なんですけどもね…と嫌味のひとつも言いたくなる。
アナログでもデジタルでも、頼み事には守らないといけないルールが存在していて、それらを理解出来ない者が乱用してはいけませんね。
なので、送り手と受け手に解釈の違いが生まれるんです。
効率的の様で、逆に非効率であったりもします。
全然、話は違いますけど、あのSNSの既読スルーとか?くだらない詮索話とか聞いてて呆れますよ。
相手も忙しいかもしれないんだから、そんなに大事な話なら、さっさと通話ボタン押しな!
電話にも出れない状況なのか?時間を作って折り返してくれるか?そもそも相手されてないのか?分かるでしょうに。
相手は、いつも貴方の連絡を待ってる訳ではないと気付きもしない。
本当にアホくさいwww
さて、話は戻って頼み事における要点をまとめてみたいと思います。
勿論、私見が含まれますのでご容赦下さい。
その1:頼み事を軽く扱わないこと
そもそも、「タスク投げときました」とか格好つけるんじゃない。
頼み事は手渡すんですよ。これを受け取って欲しいってお願いです。
直接会って渡せじゃないのね。
自分勝手に投げたって、暴投は受け取れませんよ。
私は正しく投げるまで、暴投は敢えて無視しますwww
ピッチャーとキャッチャーにはサインがあって、敵バッターを攻略するんでしょ?
ピッチャーが好き勝手投げてたら、捕球するのも大変だし、疲れるし、試合にならんよね?
頼み事は、ちゃんとコンタクトを取って、相談からが始まりです。
その2:依頼の目的や背景を正確に伝えること
これが思いつき、内容が曖昧だと、受け手はどう判断して良いか分かりませんよね?
どうにもここが依頼前に相談も無く、一方通行なのね。
しっかりしてる人も居ますけど、とても全般的にルーズな印象です。
その3:希望納期と希望コストを相談すること
これも勘違いしてる人が多くて、自分の仕事の帳尻を、下流に押し付ける傾向も見られます。
そもそも納期を依頼者が「今度の金曜までに」とか、「いくらいくらで」とか、勝手に決めるなって話ね。
受け手にも仕事の都合はあるし、受ける受けないの判断もあるんですよ。
そちらの仕事が遅いから、間に合わないでしょってケースも山程ある訳でね、仕上げるにも必要な時間とコストがあるのですよ。
上流の仕事が遅いので、下流は時間外残業を強いられるかもしれない。
ならば、そのコストを負担してくれますかってことね。
その4:すぐ行動に移せるレベルの具体性が内容に必要です
結局ね、前出の手順が疎かなので、再確認事項も増えて、着手が遅れたり、中断したりします。
依頼主だけ分かっていても、コンセンサスが全く取れていない状態ならば、仕上りが思惑通りでなく、時に、やり直しとか無駄な工数も発生しますし、時に修正不可ってタイミングもあります。
それは依頼手順を軽視した結果です。
その5:進捗状況を把握し、納期までに何度かリマインドする
リマインド。何でも英語で言えば良い訳でなく、頼んだものに対してのフォローをしないといけませんよね。
丸投げじゃなくて、双方合意した内容で仕事が順調に進んでいるのか?
依頼主は定期的に責任を持って確認しないといけないし、受託した側も責任を持って進捗報告は必要です。
その6:感謝と結果、成果をしっかりと共有する
他にもあるんですけど、最後に、これが一番大事。
やりっぱなしってのも非常に多くてね。
一旦にしろ、終わったならば「お陰様で無事終わりまして、高評価を頂くことが出来ました。ありがとうございます」とかね、この共有がないと、次の仕事の協力関係はありませんよ。
総括、反省、今後の課題とか、更なる目標とか、自分たちの仕事の質を向上させるためにも、フィードバックが必要です。
便利な世の中になったかも知れませんが、残念ながら大切なことを置き忘れて来ている様にしかみえませんね。
今も、レーザー加工機のWindows11対応の件で、色々と対応してますけど、賢いつもりの人が会議ツールを使って、やり取りしてるは良いですけど、仕事しているふりをしてるだけ。
現場の空気感とか伝わらないでしょ?
感受性の性能の悪いインターフェース(人間)が、間にいくら居ても事は進みません。
結局、真意を理解出来る人が電話して来て「そう言うことなんですね」って、ここまで2週間経過の進捗は0%
やっと、スタートラインかよ…実務はこれから検討ってか?
何やってるのよ。呆れてしまいます。
それも電話一本で、簡単にコンセンサス取れるんでしょ?
デジタルが進歩したところでね、使う者が本質を分かってないと、弊害しか産まないと言う実例ですね。
デジタルの活用は、「手抜きをすると言うことでは無い」と理解して使いましょうね。